ドイツのスーパーでお米を買って鍋で炊く
ドイツに来て1週間も立たずにご飯が食べたくなり、噂のミルヒライスを鍋で炊いてみました。何回か試してみてコツを掴んできたので、自分なりのおすすめの炊き方をまとめます。
ミルヒライスとはライスプディングのこと。これを作るためのお米がREWEなどのスーパーで売っています。ゲッティンゲンのREWEだと500gで1.6€ぐらい。味は兎も角、日本で買うお米と同じぐらいの値段です。
アルボリオ米というジャポニカ米に分類される品種で、イタリアやスペインなどで栽培されているようです。
現在ゲストハウスに滞在中で炊飯器を買うことができないので、普通のステンレス鍋を使った炊き方を紹介します。
炊き方
2合炊く想定です。
必要なもの
お米2合、オリーブオイル小さじ1杯、水430ml(できれば軟水)
鍋、蓋(ガラスのものが良い)、はかり or 計量カップ、あればザル
※ミルヒライスでよくある500g(約3.4合)をまとめて炊くなら、水は大体720mlぐらいになります。
手順
- お米2合を測ります。約300g≈約360mlです。
- お米を洗います。1回目はザクザクザクと3回ほどかき混ぜ、すぐに濯ぐのがコツです。1回目で洗いすぎるとヌカ臭くなります。
- 30分〜1時間ほど浸水させます。お米が芯まで白くなればOKです。すぐに炊かない場合は、浸水後ざる上げすれば1日程保存できます。
浸水後はこんな感じ。
4. 鍋に浸水させたお米と水約430ml、オリーブオイルを小さじ1杯入れ、蓋をします。
5. まずは沸騰するまで中火にかけます。しっかり底が隠れる電熱コンロでダイヤル6ぐらい。
この沸騰がガラス蓋でないと若干わかりづらいです。中が見えない蓋の場合は、お箸などの棒で鍋の蓋を触って、ぐつぐつした手触りがあれば沸騰したかどうかが分かります。
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沸騰したら、少し火を弱めて5分待ちます。電熱コンロだと4ぐらい。多少吹き溢れても我慢して触らないでおきましょう。
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5分経ったら更に火を弱めて10分。電熱コンロだと1~2ぐらい。だんだん音がしなくなります。
8. 10分経ったら、鍋を火からおろして7分ほど置きます。電熱コンロの場合は電源を切ってもしばらく熱が残っており、そのままコンロの上においていると焦げてしまうので注意が必要です。
炊きあがりです!
日本から持ってきてくれたカレーを作って食べました。これは完全に日本の食事だ。
※硬水でも同じ分量で炊けますが、炊きあがりのご飯粒が全体的に黄色っぽく、モソッとした食感になってしまいます。白ごはんで食べるなら軟水で炊くことをおすすめします。BRITAの浄水器を通すだけで全然違います。
異国の地でこんなに安価で炊きたてご飯が食べられると思っていませんでした。となるとご飯のお供をこれから色々と試したくなりますね。ドイツに来られる方はぜひお試しください。